Processing Community Hangout Japan vol.6 レポート
えいいち(E.C.H)(@eikun_0903)さんのProcessingの新しいロゴをモチーフにしたスケッチ
こんにちは.Processing Community Japanを運営している,Takawo Shunsuke(@takawo)です.今回ワールドワイドで開催されたProcessing Community Day 2021の関連イベントとして,8/21「Processing Community Japan Hangout vol.6(#PCHJ06)」をホストしました.この記事ではハングアウトでの活動をレポートとして紹介したいと思います.
イベントは2つのチャネルで行いました.1つはソーシャルコーディングです.#pcd2021cakeのハッシュタグでProcessing 20周年を祝うスケッチを募集しました.投稿された素敵なスケッチを紹介します🍰
メリー(@fnXzxnwcP6iZlUn)さんの3D対数螺旋ケーキ!数学と可愛さが同居していて素敵です.
ホドラー/架旗透(@Hodler_SciFi)さんのケーキはロウソクの部分に🔥のEmojiをつかっているのかな,p5.jsならではでとても良い使い方ですね!!
.@deconbatchさんのケーキはどんな味がするのか,ディティールから想像するのが楽しくなりますね.美味しそう!😊


marie🍳(@marie_usako)さんはp5.jsで作ったスケッチをプリントアウトして組み立ててリアルなケーキを作りました.素晴らしい〜〜🎉🎉🎉




レオナ(@reona396)さんのケーキは3D!苺と旗,クリームの層がコードで表現されています.なんといってもくるくる回る,とても楽しいスケッチです.

Yusuke Sasaki(@yusukesasaki_)さんはグラフィックデザインのような手法で,ケーキを平面的に表現しています.かっこいいです!
一方,ギン(@gin_graphic)さんは1ピースずつのケーキを沢山配置しています.🍓の数や並べ方を工夫しているところで,スケッチの魅力がとても増しています.
最後は@nagayama さんの作品.1ツイートに収まる範囲でコードを書く#つぶやきProcessing でケーキを表現しています,スゴい〜🥰



「ケーキ」をコードで書く/描くというお題で,こんなに多様な表現が出てきたのは,日本のコミュニティがスケッチや制作物を通じた交流を日常的に行ってきたことの影響があると思います.今後もコードを介したコミュニケーションと共創をコミュニティの中で実践していきましょう.
さて,もう一つの活動はRemoを用いたオンラインでの交流会です.50人を越える参加がありました.テーブルごとに集まった参加者は,日々のコーディング活動に関するディスカッションや,取り組み方のコツ,公開されたスケッチを通じた質問や意見交換が盛んに行われていました.実施にあたっては,参加者にベルリン行動規範を遵守することを呼びかけました.
COVID-19以降はオンラインでの交流が盛んに行われるようになりました.交流会では「オフラインイベントとして開催されていたPCD Tokyo 2020は遠方で参加できなかったけれど,オンラインイベントを視聴することをきっかけにコミュニティに関わるようになれてよかった」といった参加者の声も聴くことができました.その他,もくもくとコーディングするテーブルもあり,ゆるやかにコーディングに関する技術的な議論もリアルタイムで行われていました.
交流会で一段と白熱した議論は,クリエイティブコーディングに関するおすすめの書籍に関するもので,交流会後も情報交換が行われました.それらをセンバク(@senbaku)さんがDocsify と Github Pagesを用いて「CreativeCoder推し本リスト」として公開してくれました.こちらは今後も追加されていくということなので,ぜひチェックしてみてください.
次回のイベント「Processing Community Hangout Japan vol.7」は11/13(土)19:30-21:30で開催予定です.テーマは「教育」で,実際に大学などの教育機関で行われている実践や課題について発表をあつめる他,サークルなどのコミュニティの中での活動について紹介する予定です.後日イベントの告知を @PCD JapanのTwitterで行います,関心がある方はぜひチェックしてみてください!それでは,ハッピーコーディング!